適材適所で効果的に被覆
- スケルトン防災コーティング -

茨城県龍ケ崎市
茨城県南部に位置する龍ケ崎市は、管理する長さ15m以上の橋について、その建設年度が不明なものが少なからず含まれていることを念頭に、予防保全による維持推進のため令和4年から順次、修繕工事を進めています。
このうち森林公園に近い「ぬく森通り」にかかる歩道橋では、コンクリート保護のため岡三リビック提供の「スケルトン防災コーティング」3種を施工。仕上がりが透明なため、施工後も目視での経過観察が容易で維持管理の平易化に貢献します。
工事では、多彩なラインナップのうち、中空床版下面にはASR(アルカリ骨材反応)対策とはく落対策として「超薄膜スケルトンはく落防災コーティング」が、地覆部の天端と内側には防水を目的として「スケルトンクリアーコーティングASR仕様」が。また、橋脚部には表面保護工とはく落対策として「スケルトンクリアーコーティング」が採用されました。

「スケルトン防災コーティング」は、基本性能として施工後の塗膜からの水蒸気透過性能を有しており、これにより塗膜の膨れなどを予防します。
「超薄膜スケルトンはく落防災コーティング」と「スケルトンクリアーコーティングASR仕様」は、阪神高速道路(株)の表面保護工種別「ASRF種」の規格(透過性能、ひび割れ可視性ほか)を満足しています。
材料も工程もシンプルな「スケルトン防災コーティング」は迅速な修繕工事の推進をバックアップします。
工事概要
- 施主
- 龍ケ崎市役所
- 工事名
- 5緑国補メン補第1号 8-2号橋補修工事
- 施工会社
- 増川建設株式会社
- 商品名
- スケルトン防災コーティング 3種総計 923.8m2
PDFでご覧になりたい方はこちら2026年1月号 PDF版
経済性・環境性に優れた擁壁を構築
- ジオセル擁壁工法 -

沖縄・石垣島
沖縄県の石垣島では、地場農業の競争力向上や効率化を目指し様々な施策を実施。その内容は耕地の再編から道路環境の整備まで多岐にわたっています。
島東岸のここ伊野田北地区では、ほ場整備に伴う切土法面工において沖縄リビック提供の「ジオセル擁壁工法」が採用されました。
本地区は山裾に位置し傾斜地を切り盛りすることでほ場を造成する計画となっており、当該施工箇所は切土後に法面からの湧水が確認されるなど、これらに対応した工法選定が重要となっておりました。
従来こうした場所では、沖縄ならではの琉球石灰岩による石積み擁壁が用いられてきましたが、近年は状態の良い材料を揃えることが困難になりつつあり、その代替として施工性(施工が安易)、安全性(湧水の排水可、法面への追従)、環境との調和(植生可能)及び経済性(費用)等が比較検討されました。
ジオセル擁壁工法はハニカム状に展開したジオシンセティックス材により中詰め土を拘束、安定した法面を構築する工法で、軽量な材料での迅速な施工や、中詰めに現地発生土を有効利用できるなど、様々な利点を備えています。
工事概要
- 施主
- 八重山農林水産振興センター 農林水産整備課
- 工事名
- 伊野田北地区ほ場整備工事(R5)
- 施工業者
- (株)大城組・(有)東洋工業 JV
- 商品名
- ジオセル擁壁工法 500m2
PDFでご覧になりたい方はこちら2026年1月号 PDF版


