J-TEX工法

光硬化樹脂による管更生

特殊に編み込んだ耐酸性ガラスクロスとガラス繊維に光硬化樹脂を含浸したライナー材「SORS Liner」を使用して、既設管を非開削で更生する工法です。空気送風機(ブロワ)によりSORS Liner を拡径したのち挿入した光照射装置「UV チェーン」の紫外線照射で硬化、最大延長200m の更生管を形成することができます。UVチェーンにはカメラアイが装着されているため、状況を確認しながら作業を進めることができます。

施工状況

工法の属性
【機能】 維持・補修
【用途】 維持・管理

工法の特長

適用範囲

管種:全管種に対応
管径:150mm~800mm

迅速施工で作業時間を短縮

φ300mm x L= 30m の場合、4 時間程度で施工可能。

高強度材料による薄い材厚

更生管に求められる強度と耐久性を満足しながら極力薄い更生材料の厚みを実現。

管内状況をリアルタイム確認可

照射装置「UVチェーン」は前後2方向にカメラを装備。状況を確認しながら確実に施工。

小~中口径用(φ150 ~ 500mm)

中~大口径用(φ550 ~ 800mm)

簡便作業で現場負担を軽減

現場設備の縮小などで現場経費の削減と現場作業員の負担軽減を実現。
施工機械の小型化により施工車両を減らすことができる。

SDGs への取組み

同類の他工法と比べCO2 排出を抑え、環境負荷を縮減。

公益財団法人日本下水道新技術機構 建設技術審査証明第2003 号

基準達成型‘20 および開発目標型
管きょ更生工法( 現場硬化管,自立管構造)ガラス繊維有り
※基準達成型‘20=「管きょ更生工法における設計・施工管理ガイドライン-2017 年版-」((公社)日本下水道協会)に記載の条件を満たすもの。
※開発目標型=基準達成型以外の条件を満たすもの。

施工手順

  • 1. SORS Liner をマンホール等から既設管内に引込み挿入する。

  • 2. SORS Liner の両端部に専用治具(パッカー)取付け、ブロワで拡径してUV チェーンを挿入する。

  • 3. 再度ブロワにより空気を送り込み、UV チェーンにより規定の照射量で樹脂を光硬化させる。

  • 4. 光硬化完了後に両管口を切断してインナーフィルムを除去する。

この商品に関するお問い合わせ

ページトップへ