多機能フィルターは、植物の毛細根に似た極細の撥水性繊維をランダムに配した不織布シートで、傾斜面裸地を覆うことにより土壌侵食の防止を図れます。
97 〜98% の空隙率を持ち、通気や通水を保持しつつ、あらゆる環境の変化( 降雨、風、凍上、干ばつなど) から土壌を保護します。

斜面緑化状況(盛土)

施工直後(切土)
- 工法の属性
- 【機能】 法面保護・植生
【用途】 山岳
商品の特長
高い施工性と経済性
軽量で簡易に施工することができ経済的です。
土壌侵食防止
植物が生育するまでの間、降雨に対する耐侵食性と土壌環境を植生に適するよう保持します。
環境への配慮
使用材料は、重金属などの有害物質の溶出に関して「昭和48 年総理府令5 号」および「昭和46 年総理府令第35 号」に定める埋立て処分に係る判定基準、水質関連基準クリアしています。
植生の繁茂促進
植生材により、木本植物等の種子を発芽させ、確実に斜面に定着させることができます。
(一財)土木研究センター
建技審証第0106号
規格

SPタイプ(種子なし)

MFタイプ(種子・肥料・土壌改良材有り)

イメージ図
経年劣化

施工前

施工後3ヶ月

施工後4年6ヶ月
人工降雨実験

最大1 時間雨量100 ㎜ 10 分間の濁水発生状況

一般のシートの場合

多機能フィルターの場合