集水ボーリング保孔管に求められる機能は、①錆びないこと もしくは、錆びにくいこと、②強度が高いこと、③孔内洗浄が可能であることの3点です。この3つの機能を満足させられる集水ボーリング保孔管として開発された「恒久集水ボーリング保孔管(サビレス100)」は、高耐食性メッキZAM(Zn/Al/Mg合金)を使用した鋼管となります。そのメッキの耐用年数は、暴露試験結果から約80~100年の防食が期待できます。

集水ボーリング施工状況

湧水状況
- 工法の属性
- 【機能】 防水・排水・貯留
【用途】 道路/山岳
商品の特長
サビレス100は高耐食性メッキZAMが施された鋼管のため、従来の保孔管と比較して高強度・高耐食性・孔内洗浄が可能となるため長期間にわたり集水機能の維持が図られ、ライフサイクルコストの低減が可能となります。
サビレス100の本体は鋼管(STK400)であり、継手はプレスネジ加工継手を使用しているため強度の向上が図られ(曲げ試験載荷荷重50kN)、塩ビ管の差し込み継手の載荷荷重(5kN)と比較して10倍の載荷強度があります。
接続状況

強度試験状況

サビレス100 50kN

塩ビ管 5kN