お国自慢

岡三リビックの全国支店・営業所の社員たちが持ち回りで執筆しているコラムです。
地元のおすすめ、地域にまつわる豆知識など、面白くて役に立つネタが満載です。
※お国自慢は毎月発行の岡三マンスリーに掲載されています。
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2017年度

山形三大そば街道

東北支店 浅岡 淳一 2018.1

 美味しい「そば」を作るには、きれいな「水」と上質な「そば粉」は欠かせません。豊かな水とそばの生育に適した気候を有する山形県は「そば王国」としても有名です。
 山形のそばは一般的にやや硬くて太く、コシの強さが魅力です。デンプン質を多く含んだ玄そばはパサパサせず喉ごしが良く、豊かな風味を楽しむことができます。また「ざる」と「せいろ」ではなく、大きな長い板や木箱に2~3人前のそばを豪快に盛りつけた「板そば」は山形県独自の食べ方です。

 県内を南北に貫く最上川および奥羽本線周辺には「最上川三難所そば街道」「大石田そば街道」「尾花沢そば街道」の三つのそば街道が存在し、それぞれに特色を持っています。
 なかでも大石田そば街道の「七兵衛そば」は食べ放題の「もりそば」のみとシンプル。そば粉九割の田舎そばで、そば本来の風味を大いに楽しめます。

 これをピリッと辛い大根汁に、そばつゆを注いで食べるのが「七兵衛そば」の流儀。山里が育んだ伝統のそばには、おかずとしてナスやカブ、山菜などの漬物類が三皿付いてきます。
 そばをしっかり噛んで食べるともうお腹一杯、大満足の逸品です。

かんずり

新潟営業所 清野 亜矢子 2017.12

 冬は辛いものでも食べて体を温めたいもの。特別豪雪地帯に指定されている新潟県妙高市には、そんな寒い冬にぴったりな調味料があります。昔から伝わる伝統の「かんずり」です。
漢字で「寒造里」と書き「寒づくり」が由来。厳しい冬に雪の上でトウガラシを「寒ざらし(雪さらし)」する独特の製法でつくられています。

毎年9月頃に収穫された地元産のかんずり用トウガラシを天然塩で塩漬けし、大寒の頃(1月)から雪にさらします(雪質にもよりますがだいたい3~4日)。このあと、糀や柚子、塩を加えて、3年間熟成発酵させます。
毎年3月上旬まで行われる雪さらしですが、雪の白とトウガラシの赤、そして晴れた日の青空のコントラストが美しい冬の風物詩となっています。

 トウガラシの栽培から仕込みまで1年、発酵に3年、実に4年の歳月をかけて作られる「かんずり」はまさに辛さと旨味が調和した万能調味料です。鍋料理はもちろん、味噌汁やラーメンにも。納豆と混ぜたり、マヨネーズに混ぜてディップソースにしたりと食べ方のバリエーションは豊富です。

 冬の新潟に来て、雪さらし体験とお土産に「かんずり」いかがでしょうか。

蛇口からポンジュースが!

愛媛営業所 西谷正悟 2017.11

 皆さんは、愛媛県に関してこんなことを耳にしたことはありませんか?
「愛媛県にはポンジュースの出る蛇口がある!」

 なぜそんな都市伝説が広まったのか。全国各地から学生が集まる都市圏の大学などでお国自慢を展開する中、愛媛県人が「愛媛の家の蛇口は水とお湯に加えてポンジュースも出るんよ!」と冗談を言ったことがまことしやかに伝聞されたのが始まりのようです。

 やがてポンジュース製造元の(株)えひめ飲料にも蛇口についての問い合わせが寄せられるようになり「じゃあそれを再現しよう」ということで平成十九年から、月イチイベントとしてジュースの出る蛇口を松山空港に設置することになりました。その物珍しさとインパクトで観光客らにも人気を博してきましたが、残念ながらこれはこの夏までで終了したようです。

 空港ではその代わりに常設の「オレンジバー」を構え、しぼりたてジュースの販売などとともに蛇口も継承することに(有料)。みかんに限定せず季節ごとの旬の果実が出る蛇口に進化しているそうです。ぜひ皆さんも蛇口からジュースが出る衝撃、味わってみませんか?

週末の楽しみ

静岡営業所 堀 裕佳里 2017.10

 私の週末の楽しみは、1歳半になる娘を連れて静岡市清水区の「川村農園カフェ」に行くことです。土日祝の13時~日暮れまでしかオープンしていない店内は、いつ訪れてもお客様で賑わっています。

 イチ推しは川村農園で栽培している品種「アミノレッド」を使ったトマトジュース。一口飲んだらびっくり、トマトってこんなに美味しいんだっけ?と思うほどすごく自然な味で、青臭さはまったくありません。トマトが苦手…という方ほど、ぜひ味わっていただきたい逸品です。

 娘はこれを独り占めにし、口からストローを離すことなく一気に飲み干し、私の分までおねだりをしてきます。そんな愛らしい姿を見るのも楽しみのひとつになっています。

 トマトジュースの他にも、農園で栽培した野菜やフルーツの生ジュース、スムージー、パフェなどがあり、どれも絶品です。季節ごとに変わるメニューにも注目です。カフェの隣にはトマトの直売所も併設されているので、家でも美味しいトマトが味わえます。

 少し足を延ばすと世界遺産の「三保の松原」があります。絶品ジュースを片手に松林越しの富士を眺める…贅沢すぎます!お近くにいらした際にはぜひ立ち寄ってみてください。

ドラム兼ボーカルに挑戦!

盛岡営業所 奥野 隆 2017.9

 今回は15年前に当紙に投稿した「バンドこそ我が人生!」の続編です。転勤族の地方でのバンド活動はメンバー探しもひと苦労で、ギター以外にも楽器をこなせるように(ギターに比べバッティングが少ないため)と思い、30歳にしてドラムに挑戦!

 勤務地、宮崎→鹿児島→東京ではドラマーとして活躍、そして今の盛岡でもドラマーとしてバンドを結成!ところが、音楽性の違いによりボーカルが脱退してしまいました。残ったメンバーがショックを受ける中、思い切って「俺がボーカルもやるぜ!」と発言、何とか解散を免れました。

 42歳でドラム兼ボーカルに挑戦です…がドラムを叩きながらはかなり難しい、フィルイン※箇所に歌があると苦戦します。カラオケでなら難なく出ていた高音も叩きながらだときつい!既に2回ライブをしましたが怪しい箇所がいくつかある状況でした。

 今後は「フィルインしながら歌う事」と「高音を無理なく歌う事」をマスターしたいと思います。

※フィルイン=リズムの継ぎ目の即興的変化

黄金言葉(くがにくとぅば)

沖縄リビック(株) 知念 央恵 2017.8

 今回は、只今子育て奮闘中の私が日々心掛け、大切にしている沖縄の「黄金言葉」について紹介します。黄金言葉とは地元で昔から伝えられてきた教えや教訓のことをいいます。

●なんくるないさ
なんとかなると言う楽観的な意味に捉えている方も多いと思いますが、「まくとぅそーけーなんくるないさ(正しい事をしていれば何とかなる)」が本来の意味で、「人事を尽くして天命を待つ」ということ。楽観的に思われがちな沖縄県民(うちなーんちゅ)の、まじめで誠実な一面が隠されていた言葉なのです。

●家習(やーな)れー外習(ふかな)れー
「家での行いや習慣は、外でも自然に出てくる」という意味で、外で恥をかかないためにも家での躾が大切だということ。外でどんなに猫を被ってもボロが出てしまうから、日頃からの態度や行いに気をつけましょう。

 私も小さい頃に母から「やーなれーふかなれーよー」とよく言葉をかけられてきましたが、昨年娘が生まれ、ようやくその言葉の重みを理解出来るようになった気がします。まだまだ未熟な母親ですが、これからは母から教わった黄金言葉を心に留め、娘と共に成長していきたいと思います。
 「これからの人生どんな壁にぶち当たろうと、なんくるないさぁ~!」

廃線復活

中国支店 辻 光太郎 2017.7

 平成15年に一部区間が廃線となったJR可部線が、平成29年3月、可部~あき亀山間(約1.6km)で再開業しました。沿線住民の要望に加え、沿線の宅地開発が進み利用客を見込めるようになったためです。廃線になったJR線の復活は全国的にも初めてのことで、報道でも大きく取りあげられました。

 かつてのJR可部線は可部駅から西北西へ向かって非電化区間が延び、景観地の三段峡駅が終点でした。当初は島根県浜田市までの延伸も計画され、山陽と山陰を結ぶ『陰陽連絡線』の一つになるはずでした。しかし三段峡駅以北の建設は中止、更に可部~三段峡間も赤字を理由に廃止されていました。
 しかし沿線住民は諦めず、残されていた線路の清掃や、線路脇の植樹等による美化活動を続けていました。その努力が広島市やJR西日本にも届き、電化や踏切の新設などの問題を解決しながら、今回の廃線復活に繋がったようです。

 私は広島県に転勤となり3年目を迎えます。こちらでは車での移動が多く電車を使う機会はめっきり少なくなりましたが、早速延伸線の「あき亀山」と「河戸帆待川」を訪問。ホームで三段峡までの復活を祈りつつ、まだまだ未訪の地の多い広島の満喫プランを練りました。

石川県の日本一!

北陸営業所 佐藤俊一 2017.6

北陸営業所(金沢市)に赴任して早一年。魚は当然美味しいのですが、その他にもご紹介したいことが沢山あります。

① アイスクリーム消費量日本一!
 寒い地域と思われがちですが、1世帯あたり年間1万円近い消費金額だとか。確かにアイスクリーム店が多く、5月9日の「アイススクリームの日」には無料配布で長い行列ができてしまうほど。
② チョコ・お菓子の消費量日本一!
 1世帯あたり年間9万円近い消費金額だそう。甘いもの大好き県ですね。
③ 焼肉店・カレー屋の人口10万人あたり店舗数日本一!
 県民は魚だけではなく肉も大好き。ご当地「金沢カレー」の有名店がいっぱいあります。
④ 年間降雨日数日本一!
 石川県は年間降雨日数が187日!2日に1回は雨が降っていることに。洗濯を干すタイミングが難しいので物干し専用の部屋(サンルーム)がある家が多い。
⑤ 年間雷日数日本一!
  1年間で42日は雷がなります。しかも音が凄い!北陸の雷は迫力ありすぎです!

 他にもまだまだ日本一はあるのですが、日本一慎み深い私としてはこの辺で。

ピアノ、貴方もぜひ!

九州支店 北 知親 2017.5

 大切なものは離れてみないと分からない。実家では、ピアノが家にあるから何となく弾いているだけ、趣味といえるかどうかと思っていました。それが親元を離れ九州に赴き、ピアノに触れない期間が続くと、弾きたい欲求がむくむくと湧き上がるのを感じて驚きました。こんなに好きだったのか、と。
 そして買いました。キーボードと電子ピアノ買っちゃいました。ということでお勧めの電子ピアノの紹介です。

 まずは定番ヤマハ。弾き心地もさることながら、特筆すべきは音質です。そこそこのグレードのヘッドホンでもホールで演奏しているかのような奥行きと広がりのある音にメーカーの歴史とノウハウを感じさせます。その割に4万円台からというお手頃感。昔弾いていたけど今は弾いてないという人にお勧めです。
 そして電子ピアノ界の雄たるカワイ。ヤマハのクリアで弾ける感じに対して、優しく籠ったような音といった所でしょうか。強みは多様なレッスン機能。バイエルから練習曲、誰もが知る名曲まで多くの曲を収録し、習熟度に応じてサポートしてくれます。これから始めたいという人にお勧めです。

週末は山登り

関東支社 酒元 一喜 2017.4

 北陸営業所勤務時代に、地元の方から「せっかく北陸にいるんだから」と勧められ、五年ほど前から登山を始めました。  最初の頃は、高校時代まで野球で鍛えた体力も萎えており大変でした。しかし長野県の木曽駒ヶ岳にロープウェイも使いつつ登山をした際、頂上の360度の絶景に魅了され、それからは進んで山登りするようになりました。

 日帰りで経験を積み、山小屋泊から憧れのテント泊へと徐々にステップアップ。テント泊は荷物が格段に重くハードですが、山小屋と違いテントは完全なプライベート空間が魅力です。今は山の頂上から頂上へと稜線を歩く「縦走」での2泊くらいはできるようになりました。

 春は新緑、夏は青い空と白い雲、秋は紅葉と季節毎に楽しみは色々ですが、最近では冬山にもチャレンジしています。

 もちろん冬山は危険が伴うので装備や服装はしっかりと用意、道が見えないのでスマホのGPSでの位置確認も怠りません。しかし嫁の反対もありピッケルやアイゼン(スパイク)が必要な場所までは行かないようにしています。
 

 歳を取れば取るほど楽しみが減っていきますが、登山に出会えたことは本当によかったと思います。ストレス解消や健康に、皆さんもチャレンジしてみては如何でしょうか。

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