お国自慢

岡三リビックの全国支店・営業所の社員たちが持ち回りで執筆しているコラムです。
地元のおすすめ、地域にまつわる豆知識など、面白くて役に立つネタが満載です。
※お国自慢は毎月発行の岡三マンスリーに掲載されています。
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2018年度

「星取県」になりました

山陰営業所 恩田 敬子 2018.6

  環境省実施の【全国星空継続観察】という調査、いわゆる「星のみえやすさ」で何度も日本一に輝いた鳥取県は、昨年度より「星取県」を名乗っています。全国で人口が最も少ないため街の明かりも少ないという点を逆手に取って売り出し始めたのです。
美しい星空には、夜空が暗いこと、空気がきれいなことが不可欠。加えて鳥取県は年間の降雨量が多く、雨で空気中の埃などが洗い流され空気が澄んでいることも一役買っています。

県内で前述の条件を揃えた、私のお勧め観測スポットは三か所です。
1. 鳥取砂丘
 周りに光がなく、辺り一面真っ暗なので星々が引き立ちます。
2. 宙の駅「鳥取市さじアストロパーク」
 103cm大型望遠鏡、プラネタリウム、宿泊施設を備えた公開天文台。専門家の解説付きで星が学べます。
3. 名峰・大山
 様々な角度から表情を変える星空がとても美しいです。

山陰営業所は県西部の米子市にあるので3の大山は近くです。もちろん市内でもきれいに星が見えますが、大山に登って星空を見上げるとまさに星に手が届きそう!みなさんもぜひ、星を取りにいらしてはいかがでしょうか。

開拓に貢献した佐賀の偉人

北海道支店 宮原 健 2018.5

 佐賀県出身の私も北海道に来て七年目を迎えようとしてます。
今年2018年は当地が「北海道」と命名されてから、150年目となる節目の年となっており、記念事業も企画されているようです。そこで「佐賀七賢人」のひとりで「北海道開拓の父」である佐賀藩士、島義勇についてご紹介します。

 彼は幕末に藩校・弘道館に学び、藩主の命で箱館(函館)奉行所に赴任すると樺太まで足を延ばすなど域内をくまなく視察しました。明治維新後にはその経験から開拓使判官に任命され、当時原野だった札幌を世界一の都市にと構想を巡らして碁盤の目のような街路を持つ現在の札幌市の原型を形作りました。しかし費用の調達を巡って政府と対立することとなり着任わずか半年で解任されてしまいます。
現在では、札幌の基盤を作った人物としてその功績が見直され、北海道神宮と札幌市役所のロビーには彼の銅像が建てられているほどです。親しみをこめて「判官さま」とも呼ばれ、毎年彼の命日の4月13日には神宮にて顕彰祭が行われています。

  余談ですが、北海道神宮内にはあの六花亭の店があり、ここででしか食べられない限定の焼き餅「判官さま」が人気となっています。ぜひ一度ご賞味あれ。

石あかりロード

四国支店 宇野直子 2018.4

 四国八十八ヶ所霊場第八十五番札所八栗寺の麓、香川県高松市牟礼町には毎年8月初旬から9月半ばまで「むれ源平石あかりロード」という石と灯りをコンセプトとした催し物があります。
この牟礼町は、御影石のダイヤモンドと言われる世界一高価な花崗岩「庵治石」の産地として有名です。そんな石の町牟礼町には源平屋島合戦(1185年)の史跡が数多く残されており、大河ドラマ「義経」を機に脚光を浴びました。イベントは当初、このドラマの屋島合戦シーンの放送日に合わせ、史跡をライトアップしようという試みから始まったそうです。

 史跡間の道に石あかり(石でできた照明)を設置し、ライトアップをするとともに、土曜日には「石あかり月あかりライブ」の開催やボランティアの方たちによる照明の説明などがあります。この取り組みは国土交通省の「日本風景街道」にも登録されています。
私の一番好きな時間帯は夕方で、石職人の方が作った石あかりに灯るほんのり明るい光が、夕日に照らされてなんとも幻想的な光景を見せてくれます。

 静かに灯りをたどるなら平日の夜。ライブや石グッズばかりの軽トラ市を楽しむなら週末。みなさんも、ことでん八栗駅から約一kmの石あかりの道をゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。

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