2025年2月号
空間効率(スペースパフォーマンス)の高い道路拡幅を費用対効果(コストパフォーマンス)高く
- EDO-EPS工法・多数アンカー式補強土壁工法 -

滋賀県では、これからの社会変化を見据え、ハードとソフトの両面から様々な取り組みを推進しています。その中には安全・安心な生活や産業活動を支える強靭な道路網などのインフラ整備も含まれています。
そうした事業の一環として計画されているのが、重要な交通網が集中する近江南部において国道1号「甲賀湖南道路」と県道2号「大津能登川長浜線」とを接続する道路計画です。この道路の実現により、地域の高速道路・国道・県道が重層的に接続され、災害時・緊急時の交通ネットワーク維持のボトムアップに貢献するとともに、慢性的な渋滞解消につながることが期待されています。

この計画において、県道「川辺御園線」との交差部に上砥山ランプが設けられ、この整備のなかで岡三リビック提案の「多数アンカー式補強土壁工法」「EDO - EPS工法」が用いられています。
道路に近接して住宅や生活道路があるため、壁外側に足場を必要とせず、盛土側から構築できる多数アンカー式補強土壁工法によって可能な限り道路幅を確保。また、既存のブロック積みを一部残しながら施工が可能な軽量盛土のEDO - EPSを用いるなど、適材適所の工法をご提供しました。
工事概要
- 施主
- 滋賀県南部土木事務所
- 工事名
- 大津能登川長浜線補助道路整備工事
- 施工会社
- 株式会社吉野組
- 商品名
- 多数アンカー式補強土壁工法307m2
EDO - EPS工法497m3
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2025年2月号 PDF版建設DX推進 BIM/CIMサポート
- 多数アンカー補強土壁工法・TRIGRID ®EX -
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多数アンカー式補強土壁工法

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