岡三マンスリー

「岡三マンスリー」は岡三リビックが毎月お届けする、
トピック満載の広報誌です。
2000年10月から発行しております。

2026年7月号

ギネス認定の湯治場に洞窟風呂
- 人工岩ロッキーステージ -

山梨県西部、南アルプスを仰ぐ閑静な山あいに、創業1300年以上、ギネスブックも認定する世界最古の宿「慶雲館」があります。慶雲2年(西暦705年)に藤原鎌足の長子・藤原真人によって開湯されて以来、とうとうと温泉を流し続けてきたこの温泉宿は秘湯として多くの都人、名将、文人たちに愛され続けてきました。
加えて平成17年には毎分1600L以上・泉温52℃という自噴泉を掘り当て、今では全ての風呂からシャワーに至るまでかけ流しの源泉を味わい尽くせる施設へと進化。その慶雲館がこの春、核となる浴場を中心にさらに魅力をアップして改装オープンとなりました。

その目玉は露天の檜風呂の新調と、半露天風呂への地場産「白鳳石」の採用、そしていにしえの時代の湯治をしのばせる「洞窟風呂」スペースの新設です。
この洞窟の岩場は、岡三リビックの人工岩「ロッキーステージ」を用いたもので、実際の周囲の岩質なども参照しつつ全てセメント系素材にて手造形で施工されています。国内各地の河川護岸等でも施工実績のある「ロッキーステージ」は、まるで最初からそうであったかのような空間を、ゼロから創り上げることが可能です。

工事概要

施主
株式会社西山温泉慶雲館
工事名
慶雲館温泉改修工事(仮)
施工会社
株式会社乙黒
商品名
ロッキーステージ 85m2

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NETIS登録 多数アンカー式補強土壁工法の施工管理
- HK-220006-A -

「トルクデータを活用した多数アンカー式補強土壁の品質管理システム」
岡三リビックは自社工法「多数アンカー式補強土壁工法」の品質管理の高度化を長期的な課題として取り組んでおり、その成果はNETIS対象技術登録という形でもあらわれています。
その管理方法は補強土材に取付けられているターンバックルのトルク値を計測し、クラウドストレージを介して遠隔地にいる発注者や補強土壁工法メーカーともリアルタイムで情報を共有、盛土材料の性状変化に対する早期の対応を可能にしていきます。

多数アンカー式補強土壁工法は、タイバーを介して壁面材と連結されたアンカープレートを土中に埋設しながら構築していく抗土圧構造物で、アンカープレートの発揮する支圧力が壁面に作用する土圧とバランスして安定を図ります。
タイバーはターンバックルが装着されていることで壁面の鉛直度を調整でき、これで全体の鉛直性を保持する構造になっています。このターンバックルの締め付けトルクを計測することで所定深度にあるアンカープレートの引抜き抵抗力の数値を導き、盛土の状態を間接的に把握することができるようになります。ターンバックルを用いる多数アンカー式補強土壁工法だからこそ可能な測定方法ということができます。

壁面調整のために回転させるターンバックルの回しやすさは反力となるアンカープレート周辺の盛土材の状態を反映していると捉え、施工中の土質の変化などがないかも含めアンカー材一本一本の単位で確認しながら施工。例えば現地発生土を用いるような場合においても所定の引抜き抵抗力が得られる盛土の状態であることを数値的に確認し、品質の高い補強土壁の構築が可能となります。
このトルク計測値はクラウド上に瞬時に保管することにより、遠隔地にいる発注者や補強土壁工法メーカーも容易にそのデータを参照・蓄積することが可能です。
また多数アンカー式補強土壁工法は、施工後の経年的品質管理についても独自の手法を確立。通常は土中に埋設され、様子をうかがえないタイバー頭部を壁前面に定着させる新タイプ壁面材「NDパネル」を開発し、ダミーではない実際に機能している部材そのものの非破壊検査による容易な健全性確認を可能にしています。

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