高密度ポリエチレン樹脂の部材をハニカム状に広げセル(枠)内に現場発生土や砕石を充填、段積みすることにより擁壁構造体を構築して切土法面を保護します。
人力での部材運搬も容易なため作業性に優れ狭あいな現場や、迅速性を要する災害復旧などにも威力を発揮します。

完成状況(テラセル)

完成状況(テラセル)
- 工法の属性
- 【機能】 法面保護・植生
【用途】 道路/山岳
商品の特長
軽量コンパクト
ジオセルは高密度ポリエチレン製で軽く、人力による運搬が容易なため重機が不要。また、コンパクトに畳まれた状態で納入されるので保管に広いスペースを必要としません。
簡単施工
使用部材が少なく、施工方法もアンカー(止め杭)を打った後、ジオセルを展開・中詰め材を充填・転圧の繰り返し作業で普通作業員での施工が可能です。また、基礎コンクリートが不要なため工期短縮にも貢献します。
優れた追従性
素材に柔軟性があるため、起伏がある現場でも優れた追従性を発揮し、曲線部の施工も容易に対応可能です。
現場発生土の有効利用
現場発生土、砕石、コンクリート再生材、改良土など様々な中詰め材を状況に応じて使用できるため、残土運搬費の削減にも寄与します。
緑化も可能
セットバック部分が平坦面となっているため中詰め材を活かした植生がしやすく、景観性に優れます。

部材設置状況(グランドセル)