補強土壁の主要な構造部材の一つである補強材は盛土中に埋設されており、その損傷・破断・過緊張等の異常を外観から確認をするためには従来、壁面材の一部を取り壊し、その箇所に敷設されている補強材を用いて引抜き試験等を実施するなど容易ではありません。
診断対応型多数アンカー式補強土壁工法は、盛土中に埋設されている補強材の診断を非破壊での検査で可能とした専用の壁面材と補強材で構成される工法です。
NETIS登録番号:KT-220155-A
技術名称:NDパネル
- 工法の属性
- 【機能】 補強土
【用途】 道路/鉄道/河川/砂防/ダム/山岳
工法の特長
診断対応型多数アンカーは、補強土壁メンテナンスの4つのサイクル各フェーズをトータルにサポートします。
敷設された補強材に特殊な治具を取り付けたり、ダミーの供試体によらず、実際に敷設・機能している補強材での診断が可能な専用の壁面材と補強材による構造となります。
従来型 診断の流れ