駅と点字ブロック
いまやどこの街でも見る点字ブロック、正式名称は「視覚障害者誘導用ブロック」という。1967年に岡山市内に設置されたのがその始まりだ。
全国に普及する段階ではまだメーカー毎の規格がばらばらで、2001年になってようやくJISで突起のサイズなどが規定された。
ところで、駅のホームで見る黄色い点字ブロックはたいがいがホーム端にあり、駅員が「黄色い線の内側にお下がりください」という場合はこの点字ブロックを意味していることが多い。なぜそんな危険な場所に視覚障害者を通すのか、と怒るなかれ。これはその上を通るためのものではない。
点字ブロックは一般に、棒状突起で進行方向を示すものと、点状の突起で注意を促すものがある。駅ホーム端に設置してあるものは点タイプに棒を一本加え、棒の位置がホームの「安全側」を示す形にしている。つまりあれは通り道ではなく、はみ出てはいけない境界を示す意味になっているのだ。
ただ、駅用ブロックは道路用に遅れて2014年に規定されたためそれ以前のままの所もあるといい、この混在が利用者の混乱を招いているそうだ。
願わくばホームドアの設置がより進み健常者も含めて転落事故がなくなることが最も望ましい。


