岡三マンスリー

「岡三マンスリー」は岡三リビックが毎月お届けする、
トピック満載の広報誌です。
2000年10月から発行しております。

2024年 2月号

統合新病院の雨水流入対策 - ジオプールAE-1 -

佐賀県多久市・小城市
佐賀県多久市は人口約1.9万人、小城市は4.4万人を抱える小自治体です。いずれの市にも市立病院がありますが、築後40年以上を経過し建て替えの論議が高まっていました。
そのような中、国において「新公立病院改革ガイドライン」が示され病院の再編ネットワーク化の議論も迫られていました。
小規模な自治体に重荷となる良質な医療サービス維持の観点から、隣接する両市では2病院を統合し病床数を地域の需要や人口動勢に照らし適正化する計画を推進。現在、新しい「公立佐賀中央病院」の建設が2025年の完成を目指して進められています。

水槽施工完了状況

この施設において、雨水流入の対策として貯留槽に採用されているのが「ジオプールAE -1」。ジオプールAE -1は再生プラスチックを材料にしながら最大土被り3.3mの高い耐荷重性能を持ち、埋戻し後の施工中の工事車両の通行や完成後の地上部の利用も可能(条件付き)。当計画でも地上部分は駐車場として整備される予定です。
高強度であると同時に空隙率93%と高容量な製品デザインと軽量簡便な施工により、ジオプールAE -1は高い整備効果を発揮します。

工事概要

施主
多久小城医療組合
工事名
令和4年度多久小城地区新公立病院造成工事
(多久小城医療組合)
施工会社
下村・モロドミ・丸廣建設 共同企業体
商品名
ジオプール 約2,669m

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2024年2月号 PDF版

管更生工法「SWライナー」「J-TEX」を実演アピール 

下水道管路管理技術施工展2023高知
昨今はインフラ長寿命化の一環として、また道路陥没などの不測の事故を未然に防止するため、埋設管きょの修繕や改築が全国各地で進められています。その実施にあたっての近年のトレンドは道路の開削なしに工事が可能な管更生工法。管の取替えをしないことで工期を大きく短縮し道路交通や地域生活への影響を最小限に抑えます。

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去る2023年10月、そうした技術を集めた下水道関連展示会「下水道管路管理技術施工展2023高知」が高知市の「高知ぢばさんセンター」にて開催されました。
通算22回目となる今年度より、展示の主体である管更生技術のみならず、清掃・調査機器・安全管理・耐震化技術など下水道の管路管理全般を網羅した実演展示会として開催されることとなり、その名称も変更となりました。

関連46団体を数える出展のなか、岡三リビックは「SWライナー工法協会」及び「J-TEX工法協会」の協会員として2工法のブース出展に協力。中国四国地域の役所・ゼネコン・コンサル関係者など1,600名様以上の多岐にわたる来場者をお迎えするなか、SWライナー工法ではφ900、J -TEX工法ではφ250の管路を使った実 物展示・施工デモンストレーションを行い、SWライナー工法の元押し式による安全性・施工性、J -TEX工法の施工機械小型化による車両台数減少・光硬化における施工時間の速さなどその長所を大いにアピールしました。

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