RCGインナーシリカ

コンクリート表面保護工法「けい酸塩系表面含浸材」(反応型)
(旧商品名:RCGインナーシール)

RCGインナーシリカは独自の技術で主成分のけい酸ナトリウムとけい酸カリウムを「粒子コロイド」状に生成したコンクリート表面保護効果に優れた、けい酸塩系表面含浸材です。

工法の属性
【機能】 コンクリート表面保護
【用途】 橋梁、トンネル、水路

工法の特長
(RCGインナーシリカの性能)

劣化に対する抵抗性の向上:中性化抑止性、塩害抑止性、凍害抑止性

コンクリート表層部の改質:ひび割れ透水性、防水性、すり減り抵抗性、表面硬度、アルカリ性付与性

RCGインナーシリカの経過状況

中性化したコンクリートへの適用性を確認しました。

試験体コア採取

中性化深さ計測

塗布後10年経過後の透水性試験により改質効果の持続性を確認しました。

施工後の透水性試験

施工後10年経過後の透水性試験

施工手順

1.コンクリート構造物表面の清掃

RCGインナーシリカの含浸を妨げる汚れや埃、苔などを除去する。遊離石灰などの頑固なものはサンダーなどを用いて除去する。

2. RCGインナーシリカ塗布工

RCGインナーシリカの塗布に先立ち、コンクリート表面を湿潤状態にするため散水を行う。
コンクリート表面が乾燥色を示してから、RCGインナーシリカを噴霧器およびローラや刷毛を用いて、均一に塗布する。

3. 湿潤養生

RCGインナーシリカ塗布後に90分間はコンクリート表面が乾燥しないよう適宜散水を行う。
ダレがあるときはローラーなどで均一に塗布する。

  • RCGインナーシリカ塗布作業

  • RCGインナーシリカ養生作業

RCGインナーシリカα

塗布確認用退色性着色材付与

けい酸塩系表面含浸材は無色透明の材料であるため塗布状況や塗布範囲が、乾燥とともに視認し難くなり、施工完了後は施工前のコンクリート面と区別がつかなくなります。
RCGインナーシリカαは塗布確認用退色性着色材付与をすることで、作業中に塗布範囲を目視確認しなが塗布作業ができるため、塗布忘れ等のヒューマンエラーを防ぐことができ、数日~数週間は着色範囲が確認できます。
直射日光あるいは反射光による時差はあるものの、数週間後には退色して元のコンクリート色に戻ります。

  • 塗布状況

  • 施工範囲確認

  • 施工後12日

RCGインナーシリカOC

農業水利施設の補修 補強工事に関するマニュアル 開水路編適合材料

RCGインナーシリカOCは農林水産省「農業水利施設の補修・補強工事に関するマニュアル【開水路編】」の表面含浸工法(けい酸塩系表面含浸工法)における『けい酸塩系表面含浸工法(反応型)に使用する材料・工法の品質規格』を満足しています。

けい酸塩系表面含浸工法(反応型)に使用する材料・工法の品質規格

  • 基本性的性能:
    緻密度(乾燥固形分率)、中性化抑止性(中性化抑制率)
  • 個別的性能:
    耐凍害性(透水抑制率、吸水抑制率)
  • 確認事項:
    加圧透水試験

*出展:農業水利施設の補修・補強工事に関するマニュアル【開水路編】

実績例

①RCGインナーシリカ

①RCGインナーシリカ

②RCGインナーシリカ

②RCGインナーシリカ

③RCGインナーシリカα施工中

③RCGインナーシリカα施工中

④RCGインナーシリカα施工直後

⑤RCGインナーシリカα施工中

⑥RCGインナーシリカα施工1週間後

⑦RCGインナーシリカα施工1週間後

⑧RCGインナーシリカα施工2週間後

この商品に関するお問い合わせ

ページトップへ