岡三マンスリー

「岡三マンスリー」は岡三リビックが毎月お届けする、
トピック満載の広報誌です。
2000年10月から発行しております。

2023年 10月号

「祖谷のかずら橋」の景観を整備 - 人工岩ロッキーステージ -

四国・徳島県の「祖谷のかずら橋」は、国の重要有形民俗文化財に指定された全長45mのシラクチカズラによるつり橋。足下に隙間のあるスリル感と、山あいの美しい景観で地域の観光の目玉ともなっています。
しかしこの橋のかかる祖谷川は、度々の水害や地すべりに見舞われてきた地でもあるため、昭和57年からコンクリートによる護岸の整備が進められてきました。

この工事によって流域での災害発生頻度は大きく低下しましたが、今度は吊り橋から見える護岸の景観性がクローズアップされるようになり、その見た目を周辺の自然の岩場に似せていくための人工岩「ロッキーステージ」による工事が平成11年に着手されました。
ロッキーステージは自然の中での使用に耐えるようCFRC(炭素繊維強化コンクリート)で造形することとなり、その施工中、避難指示が出るほどの大水に晒される時期も実際にありましたが特に護岸に被害等が発生することもなく無事、完成に至りました。

それ以来、かずら橋周辺はロッキーステージによる護岸や堰堤の整備が粛々と進められ、現在までに合計5,000m2を越える実績を残しています。当初施工箇所はほぼ四半世紀を経ることとなり、自然な風合いをより増しています。

当地において現在、およそ12年ぶりとなるロッキーステージ工事が進行中。つり橋から見える位置のコンクリート護岸はこれでほぼ修景され るため、景観工事はようやくのひと区切りを迎えることとなります。

工事概要

施 主
国土交通省四国地方整備局 四国山地砂防事務所
工事名
令和3-4年度 吉野川水系善徳地区護岸工事
施工会社
佐々木建設株式会社
商品名
ロッキーステージ 123m2

PDFでご覧になりたい方はこちら

2023年10月号 PDF版

世界水泳福岡で躍動!
安永真白(やすなが ましろ) 

獲得した金・銀・銅のメダルを掲げる安永、当社本社メンバーと

去る7月14日から30日にかけて、福岡県福岡市を舞台に世界水泳選手権大会が開催されました。
来年のオリンピックへの道筋も見据えた大会として注目された本イベントは、地元日本勢も大いに奮闘、アーティスティックスイミング(以下AS)では計7つのメダルを獲得するなどの活躍を見せました。

そのAS選手陣のなかでも重要な役回りを演じたのが、チームとデュエットの各種目で日本代表の選手となった当社の安永真白です。
特にデュエット・テクニカルルーティンでは日本選手として2001年大会以来となる金メダルを獲得、予選で下位に沈んだ反省を踏まえ本選に向けて演目を調整して挑み、快挙を成し遂げました。
さらにデュエット・フリールーティンでも銅、チーム・フリールーティンで銀と奮戦し、AS全体の好成績に貢献しました。

デュエット演技での安永(右)、左はペアを組んだ比嘉もえ

岡三リビックは、スポーツ選手が安心して競技に挑める環境を整え、社員一丸となって応援していきます。

PDFでご覧になりたい方はこちら

2023年10月号 PDF版
ページトップへ