岡三マンスリー

「岡三マンスリー」は岡三リビックが毎月お届けする、
トピック満載の広報誌です。
2000年10月から発行しております。

2020年 12月号

ライオン展示でアフリカの自然を再現 - 人工岩「ロッキーステージ」 -

豊橋総合動植物公園「のんほいパーク」は、動物園・植物園・遊園地・自然史博物館の4施設が一体となった全国でも類を見ない総合公園です。
 

これらの施設の中で最も歴史のある動物園が1970年の開園で経年劣化が多く見られ、さらなる魅力の向上を図ることを主眼に様々なニューアルが進められることとなりました。

 このうちライオン展示場は一頭のオスと複数のメスで構成される「プライド」と呼ばれる群れの展示をするため481m2の大放飼場と167m2の小放飼場、そしてライオン舎を整備することとなりました。  ライオン舎と小放飼場は観覧者の頭上を渡るシュート(通路)で結ばれており、国内では珍しいライオンを見上げる視点を楽しむことが可能。また大小の放飼場に挟まれた観覧エリアでは、来訪者がライオンの群れに囲まれたようなスリルを感じることができます。

放飼場は従来のコンクリート床に代わって土や岩でレイアウトされ、アフリカの自然に生きるライオン家族をイメージ。小放飼場へとシュートから下りる場所には大きな岩がありますが、これはアフリカのサバンナに見られるコピエという岩場をイメージして作られた人工岩「ロッキーステージ」です。

放飼場の真ん中で際立つその岩はライオンが身体を休める日陰をつくるだけでなく、平場の部分にはヒーターが仕込まれており寒い季節にもビューポイントにいてくれるよう工夫されています(写真下)。

新型コロナの影響で展示の完成から一般公開までひと月以上のインターバルがあった間にライオンたちは新しい環境にも慣れ、より活き活きした姿で観覧者を迎えることができました。

物件概要

施主
豊橋市
工事名
豊橋総合動植物公園 ライオン展示場擬岩装飾業務
施工
岡三リビック株式会社
商品名
ロッキーステージ 

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2020年12月号 PDF版

驚異の施工スピードを披露 - SWライナー工法 -

下水道管更生技術施工展2020横浜
去る10月29日、公益社団法人日本下水道管路管理業協会主催の「下水道管更生施工展2020横浜」が開催され、岡三リビック(株)がメーカーとなっている下水道管更生工法「SWライナー工法」が同工法協会から出展されました。   

下水道の老朽化を原因とする道路陥没などの事故を未然に防ぎ、かつ、管きょの入替えをせずに長寿命化する手法として、近年は更生工法の採用が広がっています。この展示会はそうした工法を一堂に集めたものとして今年で20回目を迎え、見学者はそれぞれが行うデモ施工を間近で実際に見ることで各工法への理解をより深めることができます。国土交通省関東地方整備局・神奈川県・横浜市などの後援を受け、38もの工法を集めた今年も賑わいのあるものとなりました。

SWライナー工法協会のブースでは、本来地上からではうかがうことのできないその製管の様子を多くの見学の方々に披露し、27m/hにもなるその施工スピード(製管内径Φ1010mmの場合)にはたくさんの方から驚きの声を頂きました。

岡三リビックは現在100社を超える会員と共に今後も老朽化対策に向けた社会のニーズにお応えしています。

【SWライナー工法 概要】

適応管径
φ800~φ1800mm
施工延長
~240m(片側からの施工距離)
屈曲対応
~6°に対応

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