お知らせ

NEWS2022.10.01

土木学会全国大会に参加

去る9月14~15日、令和4年度土木学会全国大会が京都で開かれ、今年も当社は技術的蓄積の成果を複数の研究にまとめ発表。業界活性化と発展の一端を担いました。

<研究発表概要>

「アンカー補強土壁を対象とした補強材診断技術の4年間に渡る経年的テーマの検証」
超音波探傷やリフトオフ試験による非破壊検査を、実際に供用される道路の下の多数アンカー式補強土壁に実施し、施工中から道路供用後までの4年間、それらの計測値の経年変化の検証を行った。

「残置型枠を用いたコンクリート擁壁の施工技術」
組立が容易な残置型枠(ラクパネ)を用いた現場打ちコンクリート擁壁の構築に使用する部材の強度試験と、試験施工により確認された施工技術の有効性の報告。

「空石積擁壁の縦打ち補強に関する遠心場傾斜土槽実験~補強領域の違いが補強効果に与える影響」
擁壁補強方法として補強材に斜杭のみを用い、擁壁上部と補強材頭部を一体化させる一体化傾斜補強を使用した場合の地震時の擁壁補強効果に与える影響を確認するため、遠心場傾斜土槽のシミュレーション実験を行った。

「太陽光発電ベースマット工法における支柱の支持性能確認試験」
簡易に太陽光発電システムの架台基礎を構築でき、従来の大きく施工が煩雑な架台基礎を簡素化できる太陽光発電ベースマット工法について、新たな形状の支柱構造を採用するにあたって改めて支持性能確認試験を行った。

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