岡三マンスリー

「岡三マンスリー」は岡三リビックが毎月お届けする、トピック満載の広報誌です。
2000年10月から発行しております。

2014年以前のバックナンバーはお問い合わせください。

2018年 10月号

『 JCTランプ新設 多数アンカーが円満解決 』- 多数アンカー式補強土壁工法 -

 愛知県一宮市でいま建設中の「西尾張インターチェンジ」は、東海北陸自動車道と名神高速道路との結節点・一宮ジャンクションに新たに設けられるICです。
 東海北陸自動車道の南側端となる同JCTにはこれまでICがなく、同地周辺から乗り入れるには途中のICまで一般道を北上しなければならない不便があったため、そうしたアクセス面の利便の向上と、岐阜方面への交通が一部国道等に集中している状況の緩和を目的に整備が進められているものです。

 このIC設置工事は従来からあるJCTに新たにランプを設ける形となるため設置空間に限りがあり、既存の交通にもできるだけ支障をきたさないよう考慮する必要があったため、多数アンカー式補強土壁の両面壁の採用となりました。
 同地は地盤が緩く地盤改良の必要があったため、盛土法面のない垂直補強土壁であることは改良工事範囲を最小化し工事全体の費用縮減にも貢献しています。

 西尾張ICの地元となる愛知県一宮市では同IC周辺を新たな工業集積地とする構想を打ち出すなど新たな経済効果も見込まれており、早期の開通が期待されています。

【物件概要】
発注者:愛知県一宮建設事務所
工事名:道路改良工事(1号工)
施工業者:株式会社イチテック
施工規模:多数アンカー式補強土壁工法 約678.9m2

【岡三マンスリー 10月号 PDF版】
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『 バスルートのトンネルを改修』- ライナープレート -

 瀬戸内に浮かぶ島々の中でも周囲160kmと大きい山口県の屋代島。周防大島の呼び名で知られ古くから人々は漁業をなりわいとして暮らしてきました。今夏、行方不明の2歳児を巡る騒動で全国的な脚光を浴びた場所でもあります。
 本州との距離はわずか800m程ですが、橋で接続されたのは1976年になってからのことでした。

 この島の東端に位置する伊保田港へのアクセス路のひとつ県道橘東和線には、1919年に掘られたという石積みのトンネル「油田洞道」(延長64m)があります。バスも走る島の重要なルート上にありますが、近年は老朽化が進み付け焼刃でない防災対策が必要となっていました。
 そこでこの度、既存のトンネル覆工の内側にライナープレートを組んで新たな内壁としつつ隙間を可塑性エアモルタルで充填する防護工事が行われました。

 コンクリートを打設した側壁部からは既存の覆工も貫くロックボルトを1m間隔で打設し、周囲の岩盤とトンネルとの一体性を確保しています。また若干トンネル径が小さくなることでバスなど大型車両の往来に支障がないよう路面レベルを掘り下げることで、従来と変わらない高さ制限で通れるよう便宜が図られました。

【物件概要】
発注者:山口県柳井土木建築事務所
工事名:平成27年度主要県道橘東和線(油田トンネル)道路防災(防災・安全交付金修繕)地方道工事第2工区
施工業者:成長建設(株)
施工規模:ライナープレート馬蹄形 延長約64m Φ2.18m

【岡三マンスリー 10月号 PDF版】
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2018年度 岡三マンスリーバックナンバー

  • 2018-10号『JCTランプ新設 多数アンカーが円満解決』- 多数アンカー補強土壁工法 -
  • 2018-09号『名勝の岩盤を往時の姿に』- ロッキーステージ・斜面いろどり工法 -
  • 2018-08号『日本の土台を新しく。』- 新たな岡三リビックのタグライン -
  • 2018-07号『阪和間交流を支える』- 多数アンカー式補強土壁工 -
  • 2018-06号『バイパス道をスマートに構築 』- 多数アンカー式補強土壁工 -
  • 2018-05号『下水管を止めず迅速更生 』- SWライナー工法 -
  • 2018-04号『大径ダイプラハウエル管で雨水対策 』- ダイプラハウエル管 -
 
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