岡三マンスリー

「岡三マンスリー」は岡三リビックが毎月お届けする、トピック満載の広報誌です。
2000年10月から発行しております。

2014年以前のバックナンバーはお問い合わせください。

2018年 3月号

『 本土最南端 佐多岬へトンネル補修 』- Tn-p工法

 日本の本土最南端・鹿児島県佐多岬。
東シナ海と太平洋に接する南国情緒溢れるこの地は近年までエリア全体が私有地で、その絶景に辿り着くには有料道路「佐多岬ロードパーク」を通らなければなりませんでした。
 これらの道路と土地の所有権が町に移譲され「佐多岬展望公園」として無料開放されるようになったのが2012年。以後、高齢者や訪日外国人の利用にも配慮した施設とするための遊歩道や展望台の再整備、トンネルの修繕が順次行われています。
 旧来の施設は殆どがロードパーク開通当初からのもので、既に50年以上が経過しトンネルなどもかなり傷んだ状態となっていました。このうち駐車場から徒歩で岬に向かう遊歩道の「第二岩崎隧道」において「アキレスTn - p工法」による補修が行われました。

 同工法は、古いトンネルに散見される覆工コンクリート背面の空洞部に硬質ポリウレタンフォームを充填することで地山の 緩みや荷重の不均衡や水分の滞留を解消するもの。従来のセメント系材料を用いた同種工法に比べ重量約30kg/m3と圧倒的に軽量なため、施工後にも加重要因となることなく対策を採ることができます。
 また1分程で固化するため、セメント系材料でみられるような、固化までの間にトンネル表面の亀裂から染み出し続けるといった事態を避けることができるのも利点です。

【物件概要】
発注者:南大隅町役場 建設課
施工者:株式会社百次建設
工事名:社会資本整備総合交付金事業(27-A121)
施工規模:注入量46m³

【岡三マンスリー 3月号 PDF版】
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『 横瀬川ダム工事にコルゲート骨材ビン 』

 高知県西部を流れる横瀬川は、流域面積20.3km2・延長15.4km、四万十市内で中筋川と合流する一級 河川です。現在横瀬川では、洪水調節や流水の正常な機能の維持、水道用水の供給を目的に「横瀬川ダム」の建設が進められています。
 ダム本体は堤高72.1m、堤頂長188.5mの一般的な重力式ですが、下流に水叩きや副ダムを設けずダム下流側の面に沿って流す「側水路減勢方式」を採用することで、工事範囲を狭め、ダムのすぐ下流にある「轟の滝」を含む自然環境に配慮した設 計となっていることが特徴です。

その工事は現在、付替え道路の工事なども終わりダム本体が徐々に形になっている最中。そこで活躍して いるのが、岡三リビックグループが製品納入から組立てまでを一貫して請け負ったコルゲート骨材ビンです。
 近隣地域の環境に配慮して材料の原石山を設けず近傍の採石場からの購入骨材を基本としたコンクリートの製造に対応するため骨材ビン6基( 総貯蔵量5,600m3) が据えられ、この骨材を貯蔵し隣接のバッチャープラントへと送り込む重要な役割を 担っています。加えて骨材ビン底部のベルトコンベアーへの引出しトンネルにも横方向にコルゲートパイプが用いられています


 コルゲートパイプを創業商材とする岡三リビックはこうした骨材ビンをダムなど数多くの長期プロジェクトに納入し、その工事を陰から支えてきました。
 これからもその初心を守り、必要とされるサポートの充実に全力であたってまいります。

【物件概要】
発注者:国土交通省中筋川 総合開発工事事務所
施工者:西松建設株式会社
工事名:平成28-31 年度 横瀬川ダム本体建設工事
施工規模:Φ12xH13mx3基 / Φ9xH13mx3基

【岡三マンスリー 3月号 PDF版】
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2017年度 岡三マンスリーバックナンバー

  • 2018-03号『 本土最南端 佐多岬へトンネル補修 』- Tn-p工法 -
  • 2018-02号『 ニセコ周遊ルート整備に 』- テラグリッド -
  • 2018-01号『 ネパールの大動脈にトリグリッドEX 』- トリグリッドEX -
  • 2017-12号『 再開発現場に安らぎを 』- フォトリックアート -
  • 2017-11号『 日本三景松島の景観を守る 』- 斜面いろどり工法 -
  • 2017-10号『トンネル補修ウレタン充填工法 技能向上の講習会開催』- Tn-p工法(ノンフロン)
  • 2017-09号(pdf:1.35MB)『災害に強い県土へ ため池改修を加速』
  • 2017-08号(pdf:0.89MB)『都下で進む都市型水害対策』
  • 2017-07号(pdf:0.80MB)『山あいのIC至近に流通拠点を整備』
  • 2017-06号(pdf:0.96MB)『発泡ウレタン空洞注入協会 飛躍を誓う一周年<Tn-p工法>』
  • 2017-05号(pdf:0.84MB)『海岸の津波対策に多数アンカー』
  • 2017-04号(pdf:0.84MB)『札幌の水源保全を目指す導水路』
 
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